非嫡出子と嫡出子の相続分は同等です

非嫡出子というのは、正式な婚姻(つまり戸籍の届出)をしていない男女の間に生れた子供のことです。父親が分からない場合や、父親が認知をしていても正式な夫婦でない場合の子どもは非嫡出子です。

非嫡出子は、父親の認知と父母の婚姻(戸籍届出)によって嫡出子となります(準正といいます)。認知と婚姻の順番はどちらでもかまいませんが、片方だけでは嫡出子とはなりません。離婚後に認知をしても嫡出子となります。

例えば、出生→婚姻→離婚→認知でも嫡出子となります。

ただし、男女間の本当の子どもでない子どもは上記条件を満たしていても嫡出子となることはできません。

非嫡出子は、相続において嫡出子(正式な夫婦間の子ども)と差別されていましたが、この制度が憲法違反であるとの最高裁判例があり、平成25年12月5日、民法の一部を改正する法律が成立し,嫡出でない子の相続分が嫡出子の相続分と同等になり、現在では相続での非嫡出子の差別的な取り扱いはなくなりました。

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